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- 苺電波コラム 第36回 -

「好き好きショートカット (その1)」


街角を一人歩いている時,ショートカットのかわいい少女を見かけたり, ショートカットの格好良くてきれいなお姉様を見かけたりすると, なんだかとっても幸せな気分になってその日1日が楽しくなりませんか?  え,ならないって?  私はなります.

いえ,ショートカットだったら誰でも良いというわけじゃありませんよ. 私だって髪型以外の好みはあるんですから. でも,私がショーカットの女性のことを「かわいい」とか「きれい」とか 言ってる場合は,周りの人の評価とずれがあることがしばしばあるみたい.


私はいつ頃からショートカットの女の子が好きになったのかしら?

幼稚園以前は覚えてない. 小学校時代は「女子は髪が肩にかかってはいけない」という校則があって, 周りの女子はみんなショートカットとかおかっぱとか短めの髪型ばかり. あぁ,今から考えると何て天国だったのかしらと思うのだけど, そのせいで私が当時ショートカットが好きだったのかはよくわかんない. でも,その時好きだったとあるアイドルはショートカットだった気がする.

中学校時代. 自分がショートカット属性であるという自覚は無かったけれど, 今から振り返るとショートカット属性は既にかなり重症. 高校時代は女子が少ない環境だったので省略. 大学に入ってしばらくして自分がショートカット属性であることを自覚. そして症状が更に悪化して今に至ると.


私はショートカットのどこが好きなのだろう.

顔とか髪型が丸く見えるからという説があり, 私も確かに丸っぽく見えるショートカットはかわいいと思うけれど, じゃあ丸っぽくないとダメかというとそうでもないみたい. むしろ,かっこいいとか,きれいとか思う人の中には, 丸顔じゃない人とか,丸みがあまり無いショートの人もいる. だから「丸い」ってのは鍵ではないっぽい.

あと,いわゆるエセショートでも好きってのも私の謎. 世の中のショート愛好家にはショート原理主義の方々がいて, 見る方向によっては一見ショートに見えるけど実はショートカットじゃないというのをエセショートと呼んだりして嫌うのだけど, 私にはあんまりそういう感覚が無い. エセショートでも割と好き. もちろんショートに見える方向から見るのが一番好き.

原理主義といえば,私って黒髪原理主義でも無い. 似合ってれば染めてようが脱色してようが平気. でも,日本人女性で黒髪が似合わない人ってのはあまりいないと思ってるし, 日本人なら黒髪がやっぱり一番好きかなぁという気はする.

うーん,考えれば考えるほどわからなくなってきた. でも,私がかわいいなぁとか,格好いいなぁとか,きれいだなぁと思う人にショートカットが多いのは変わらない事実. 結局,自分がショートカットが好きな理由ってのは自分でも知らない自分の心の奥底に潜んでるのかもしれない.

なら,色々考えるより心のまま「きゃあ☆」ってショートカットの人に萌えるのが健全でいいのかな. だってほら,今そこを歩いてるあなた. やっぱりショートカットなんだもの.


というわけで,今回は私のショートカットに対する想いを書き綴ってみました. ちなみになぜ「その1」かというと, 「その2」は2次元キャラ編で書いてしまおうかと考えてるからだったり. 恐らく今回よりも破滅的な内容になりそうなそんな予感.


次回の苺電波コラムは東雲あずみです。


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