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- 苺電波コラム 第72回 -

「今年の夏コミその2」


冬コミの申し込み確認通知も届いてしまった今日この頃ですが、 みなさま冬コミへ向けての準備はどうでしょうか? ではすでに時期を逃しまくった夏コミリポート2回目をお送りします(汗


▼買出し君

さて開場ですが、 まずはサークルの方はごうさんに任せて私と螢くんはお目当てのサークルさんを回ります。 やはりどうしてもおさえたいサークルさんがあるもので、 はじめの1時間くらいは会場内をウロウロします。 自分のところはどうでもいいのかという声もあるかもしれませんが 基本的に私のところのような弱小なサークルは来場される方も後回しにされる (外回りの大手サークルさん優先の場合が多いですから)ので、 初めはそう人手は要らないはずなのです。 ということで小雨の降りしきる中でちょっと並んだりして欲しかった本を無事にゲットします。

▼スペースにて

1時間ほどしてからスペースに帰ってみると、 ウチにしては異様な数の売上が記録された売上用紙が待っていました。 思わず目を疑ってみたりしましたが、在庫をみるとどうやらほんとうの模様。 開場後一時間で一日の予想販売数をすでに上回っていたのですから、 そのときの驚きは筆舌に尽くせません。 やはり多くの方に手に取っていただけるというのは嬉しいことですので 一気にテンションがあがります。 これは完売できるかもという淡い期待が芽生えました。 ということでガンガン売り子モード開始です。

▼売り子中

売り子さんは売り子さんをします(ぉぃ まあ冗談(?)はともかく、やはり体面で直接反応が見れる場というのは貴重です。 読み手と直接対面できる場所であるというのは、即売会の醍醐味の一つですね。 とらハ本だからということか、中身を見ないでデフォ買いしていってくださった方もちらほらといらっしゃいましたが…。まあ正直な話、中身を見て買っていってくださる方の方がありがたかったりしますが(^^: やはり中を見て納得して買っていってくださったほうが自分の力を認めていただいた気持ちになってありがたい感じはあったりします。 もちろん、買ってくださるのはありがたいんで文句はないのですが(苦笑 それ以外にも話し掛けてきてくださる方とかいらっしゃって楽しかったりもします。

結局そのまま、閉会寸前までほとんど売り子をしてすごしました。ほぼ目の前にPia3の制服候補(結局1位で正式に採用決定されたコスチューム)のコスプレさんとかがいて眼福だったし、綺麗なメイドさん風味なコスプレのスタッフさんとかがいて楽しかったし(笑 ちょこちょこと抜けて買い物に行ったりもしましたけどね。

閉会時間が近づいてきたので、ぼちぼちと撤収作業に移ります。 あまり遅く会場を出ようとすると、人ごみに巻き込まれてしまうのですね(^^; お祭りが終わるのはちょっと寂しいものですが、 お祭りはまた開かれるものです。それを楽しみに会場を後にします。 楽しいお祭りを続けていくためにも、きちんとマナーは守っていかないといけないですね。

▼まとめてみる

さて、私のサークルとしては空前絶後の売上を記録した今年の夏コミでしたが、 原因はやはり『とらいあんぐるハート』が旬であったというのが大きいんでしょうね。 ウチのほかにもとらハで参加しているサークルさんも20ほどありましたが、 初日に企業ブースで見た、とらハグッズを買いあさる人々の数を考えると需要と供給のつりあいが取れていなかったんでしょう。 だから、ウチ程度の本でも手に取って買っていただけたのではないでしょうか。

ともかく久しぶりに手ごたえを得たイベントでした。 これで弾みをつけて次回冬コミに注力したいところです。


次回の苺電波コラムは baru です。


Azumi Shinonome(azumi@denpa.org)