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- 苺電波コラム 第17回-


「オイラと芝居」

と、いうわけでどうも天野螢です。
今回もまた泣きそうになりながらコラム書いてます(笑
毎回毎回進歩がないですね、そうですね(泣
ちなみに再締め切りまであとちょっとしか時間がありません。
間に合うんでしょうか?(汗


僕は最近こそ観ることもやることも全然できてませんが、演劇な人なのです。
今回は僕と演劇の出会いなんて物をかいてみようかと思います。

「また逢おうと竜馬はいった」1995年(再演版)

これが僕を演劇の世界に引きずり込んだ作品といってもいいでしょう。
俳優の上川隆也さん(竜馬役)のテンションが爆発していて異様に格好いい芝居でした。
ただ、残念ながらこの芝居は生で見たわけではなく、TVの劇場中継でみたのでした。
現在もそのテープは残っていますが、そろそろすり切れそうなので保存しといた方がいいかもしれません。

それまで僕にとっての「お芝居」というのは小中学校で見せられたアノ『観劇教室』とかいう非常に退屈なモノしか記憶になかったのです。
はっきりいって、アレって面白い作品もあるんだろうし、僕がつまんないと思っても面白いと思う人もいるんでしょうけど、子供に見せるにはお行儀が良すぎます。
つまらないです。演劇への興味を薄れさせます。あやうく僕も演劇みたいな楽しい事を自ら遠ざけて一生を過ごすところでした。

と、話がそれましたね。そうじゃなくて、『観劇教室』でしか演劇を知らなかった僕は「竜馬〜」を観て死ぬほどショックを受けたのですな。
舞台の上でものすごく必死に、全く手を抜かない演技をしている役者さん達。音楽ばりばりにかかってて照明も使える限りの効果を使っていて。
今まで知らなかった世界を観た思いでした。
何よりもショックを受けたのが主役の今井さんという役者さんなのですが、この人舞台上でものすごい汗をかくんですよ。
スーツを着てても客席の後ろの方から汗びっしょりになってるのがわかるくらいです。
舞台前、舞台後で3cm身長が縮んだとかいう逸話があるくらいの人なので無茶苦茶です。
その今井さんがすごい一生懸命な、体当たりの演技をするんですね。
決して滑舌とかも良い方ではないけれど、一生懸命さが観ている人間にばしばしと伝わってくる演技をする人なのです。
本当にこの人演技してるのが楽しいんだな、と感じさせる演技をするのです。

そーいうお芝居をみた時に「あ、演劇やりたい」と素直に思ったのです。
実はいろいろありまして、その時点で演劇部には入っていたのですが。
演劇を始めるのとはまったのが逆という、なんともみょーな人ですが、まあそんなのはどうでもいいです。自分でもわけがわからないので永遠の謎という事にしておきましょう。

それで一応高校三年間は演劇で埋まってました。
弱小演劇部でしたので、大会(大会があるってのが最初は意外でしたが)に出ても初戦敗退でした。
大学に入ってからも演劇研究会に入りましたが、一回役者をやってそれで辞めてしまいました。
これについては色々理由もあったのですが、ちょっと後悔をしていたりもします。
結局演劇の魅力にとりつかれてるので一生逃れられないのでしょう。
そんな気がします。


あああ、また今回も突貫でしたね。 すみませんすみませんすみません…… いつかまともにコラム書く日が来るんでしょうか? 謎ですね。自信ないかもしれません(汗 ああ、締め切りちょっとオーバーしてるよ…… 急げ!!走り抜けるんだ!!! だだだだだだだ!!!!


次回の苺電波コラムは adzumi の予定です。