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- 苺電波コラム 第34回 -

「下町風情な一日」


床屋に行った。

近所の商店街の中にあるちいさな床屋。
かなりひさしぶり。三ヶ月ぶり、いや、四ヶ月ぶりかも。
我ながらずぼらだなぁと思いつつ、床屋のおいちゃんと気候の話なんぞしながら椅子に座る。ざっと洗ってととのえてから散髪開始…といったところで、「これこれこんなかんじで、こう切るんでしたね」と言われる。

はぅ? よく覚えてますねぇ。どうやら一応顔は覚えられているようです。
ちなみにここに来たのは 3回目。

  1. 床屋のおじさんの記憶力が良い
  2. 私の顔のインパクトがかなりすごい

さて、どちらでしょう(ぉぃ

いやまあ、冗談はさておき、さすが人相手のご商売。人の頭と顔をとりあつかうわけですから、そのぶん観察も細かかったりするのかしらん。
私なんて人の顔と名前を覚えるのが苦手でよく困るというのに(^^;

帰りに八百屋で野菜買って横の魚屋のぞくと、さばきたてのあんこうがうまそうだったので、思わず買う。明日は鍋ですな。
あと寒ぶりもうまそうだってのでひときれ。

下町風情な一日でしたとさ。

…やっぱエッセイだ。


次回の苺電波コラムは adzumi です。


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