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- 苺電波コラム 第38回 -

「おはなしをつくろう」


こんにちは。
毎度の如く〆切破ってます(現在日曜夕方。〆切は昨日)。
すでに罪の意識もなくなっているのがアレでソレでナニな感じです。

さて……何書きましょうか。
ネタがないんですよ、ホント。
この間まであることにはあったんですが、ついうっかり日記で使ってしまいましてネタエンプティ状態です。

はい、この上の行とこの行の間で1日経ちました(笑)
現在月曜の23時過ぎです。

さてさて、この行を書いてる今、火曜の22時過ぎです。
いい加減にしろよ……ってなわけでネタも思いついたので書きます。

#でも、こういうリアルタイムの状況が判るのも面白いと思うのだけどどうか(ぉ


さて、今回の題材は……
「おはなしを作ろう」
です。
僕がいわゆるSS、1次創作や2次創作を作る時の作り方を書いてみたいと思います。 「ああ、こいつはこんな書き方してんのか」みたいに思っていただけたら光栄です。

1.なにか書きたい
 SS・VNに限らず、最初の原動力になるのはやはり「文章を書きたい」と思う事から始まるのではないでしょうか。かなり当たり前っぽく感じられますが、仕事じゃないんで「書きたいから書く」で良いんです。 書きたくないものムリに書いても面白くなるわけがありません。

2.なに書こう?
 さて、何か書きたいとは思ったものの、この時点では何を書こうか決まってません。 「何書こうっかなー」って思ってます。 いい加減ですか? でも、そんな気楽な気持ちでも始めてみる事の方がよっぽど大切なので、この時点で決まってなくても全然恥ずかしくもないです。
 さて、僕の場合は本を読んでいるとき、漫画を読んでいるときなどは読む事に集中しているのであまりお話を思いついたりする事は少ないです。 そういう事もありますが、そんな時は大抵読むのに飽きて別の事考えているときですね。
 一番思いつくのが多いのは音楽を聴きながらぼーっとしているときです。 この「ぼーっとしている」というのが重要だったりします。 「さぁ考えるぞ!」と気張っている時ほどアイデアなんて出てきやしません。 気張れば気張るほどこういう事の効率は下がる気がします。僕の場合は、ですが。
 さて、ぼーっとしているとどうでもいい事がどんどん頭に浮かんできます。 さっき食べたご飯の事から、子供の頃のなんでもない出来事まで。 そんな事をしているとふと何かのシーンが浮かんできます。 これは、別にどこかで見たシーンというわけでもないのにやけにはっきりと描かれていたりします。
 これを『おはなしの種』としましょう。

3.種を育てよう
おはなしの種が見つかったら、そこから想像を膨らませて行きます。 それはどんな1場面なのか。何があったのか。 そして、どんな人がいるのか。 そんな事を考えながら話の筋道を立てて行きます。
 僕の場合シーンの方が先に出てきてしまうので、キャラを考えるのは苦手だったりします。 キャラの名前なんてもう後付け以外の何物でもないので、思いつかないこと甚だしいです。

4.まず書いてみよう
とりあえず、イメージが消えてしまわないうちに書き留めておきましょう。 この時点で頭の中にはプロットの様なものがあっても、それを書き留めるという作業をすることでイメージの取捨選択が行われてかなりすっきりします。 書いているうちに色々思いつくという事もよくある事です。

5.さぁ書け
プロットも書いて、頭の中も整理されたらさぁ書きましょう。 ここまで来ているのならなんとなくでも書けるはずです。 書けない場合はもう一度4で書いたものを見直してイメージを再構築してみましょう。

 さて、どうでしょう? 書き出してみるとかなりいい加減な書き方をしてますね。 よくもまあこんな方法で書いてるもんです。 でも、書いてるときは楽しさっていうのは一度味わうと止められない気がします。 うまく書き進んでる時は、ですけど。

 今回の「おはなしをつくろう」、どうだったでしょうか?
「ああ、こいついい加減な書き方をしてるんだな〜」程度に思っていただけたら幸いです。
それでは、また。


次回の苺電波コラムはごうです。