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- 苺電波コラム 第21回 -

苺電波“PRE”talk


ネタなし。だから今回はお休みです。

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駄目?

うー、駄目ですか。ネタがないと私の言葉で直接話さなければならないわけですが、そーゆーの好きじゃないです。そうすることでカリスマ性を増すこともできるのでしょうが、私の下手くそな文章では却って評価を落としてしまいますから (苦笑)。にゅー、それでも書かなければいけないらしいので、ちょっとだけ書きます。今回始めた苺電波talkについてです。

同人活動……特に二次創作活動に限れば、私にとっては愛を謳うことに他なりません。“いかにこのゲームを、それに登場する女のコを愛しているか”を伝えたい。この時、混同しがちですが、“なぜ”面白いか、“どのように”面白いかを語るのは手段に過ぎません。そういうことも話し合うわけですが、それは自らの理解を深めるためにするのであって、私はそれらをファン活動のベストな成果だとは思いません。もちろん、優秀な分析・解説はそのゲームや登場人物の魅力を浮き彫りにしてくれる素晴らしい作品なのですが、そんなん難しくて私にはできません (汗)。十分な見識と文章力がなければ、分析が主となりオモイが軽視されてしまう、そんな退屈なことになってしまいそうです。

では苺電波talkでの対談も間違いだったのでしょうか? そんなことはないはずです。“大人げなく熱く語ってしまうこと”や“傍目には無駄なことを執拗に調べること”も対象を愛しているが故の行為であり、その時のオモイは価値あるものだと思っています。大切にしたいのは対談の内容よりも、それをやってしまうオモイ。そして、相互に投げ掛けあい増幅されたオモイを原動力にして行動すること。『とらハ2』対談は対談だけで6時間近くを要し、これをきっかけに一枚のCGともう一枚の落書きを産み出しました。完成された評論や作品に劣らないオモイを感じてもらえるでしょうか?

私は“どれだけ”面白いかを伝えたいと思っています。理由なんていりません。いいえ、人の数だけある“面白く感じる理由”なんてものを求めれば、多くの人の共感を得るのはたぶん難しいでしょう。「私はこんなにたくさんのオモイをこのゲームからもらいました。そのオモイをぶつけたらこんなものができました。ホラ、このゲームにはこんなことまでできるオモイが詰まっているんだよ」。あぁ、だから二次創作って呼ぶのかもしれませんね。自分で書いてて納得しちゃいました (笑)。

どーも私は気分とか雰囲気に依存して独りよがりな話し方をしてしまうようで、親しい人からも意味が解らんと突っ込まれることがよくあります (汗)。今回の文章も何だか解らんと思いますが、こんなもんをこねくりまわす時間があったら企画書や脚本を書いたほうが良いとゆうことで、次はスタッフロールでお会いしたいと思います。


次回の苺電波コラムは baru の予定です。


Hos, ともひろ(hos@ichigo.denpa.org)