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―― 妄想旅行記 〜温泉に行こう〜 番外編


「ふ〜、いい湯だなぁ」

ここは鶴来屋。あれから1月半。僕の怪我もすっかりなおって。また瑠璃子さんと温泉にきていたりする。おにーさんには当然ないしょだ。(ぉ
改築があったそうで、残念ながら(なにが?)男湯と女湯と混浴は壁でへだてられてしまった。まあいいや、誰もいない時間になってからだな(なにが?)

をや? あそこにいるのはだれだろう。近づいてみよう、ちゃぷちゃぷ。お、耕一さんだぁ。

「やあ、渡邊君じゃないか」

「どもおひさしぶりです」

「そうだ、君もくるかい」

「?」

「いいポイントがあるんだ」

  1. ええ、どこまででもついていきますよ
  2. え、どこへいくんですか?
  3. いや、温泉につかってますので… (どこかでみたような選択肢だな)

問答無用で!!!

「うん、やっぱ、そうこなくちゃ」

・・・

「ポイントは昼間のうちにおさえてある。君にはここをあげよう…私はむこうにいくから」

ふみゅ (^^;;

さて、なにのポイントなんだろう (ぉ

どれどれ…おおぅこれはぁ

ぽよん、ばばん、ぽよよん、ぺたぺた、ぺたぺた…

あれれ? なにかおかしい。もういちどチェックだ。

ぽよん、ばばん、ぽよよん、ぺたぺた、ぺたぺた…

真ん中のぽよよんはいったい? しかもなぜかぼくの手にフィットするような気がする…あ゛瑠璃子さんだ (汗)

・・・

湯けむり美女5人…うみゅ、絶景かな。

「ねえ、瑠璃子おねーちゃん、ごうさんって、やっぱ彼氏だよね? 温泉にいっしょにくるぐらいだもん」

「くすくす。ごうちゃんはごうちゃんだよ…私の、とても、大切なひとなの。電波の力もすごいんだよ」

お (*^^*)

「…… (―)」

「あれれ、楓ちゃん、私の胸になにかついてるかな?」

「…あ、あの、その、同い年なのに、……だいぶちがうなぁって…」

「だいじょうぶよ、楓。まだまだこれからだって。まああたしぐらいまでは難しいかもしれないけど、千鶴姉ぐらいにはなるんじゃない? あ、体重には注意しようね」

「あ、梓!」

「耕一にでもたのめば、きっと早く大きくしてくれるんじゃない?」

「え、え (*―*)」 (解説しよう。この世界では痕は「楓ちゃんHappy End」なのだ)

「ねぇ、どうして耕一おにいちゃんにたのむとおおきくなるの?」

お (^^;;

ふむ、サイズは個人的には瑠璃子さんみたく、ちょっと小さめぐらいがいいかな。こう、手ですっぽり…ってなにをいってるんだ、僕は (^^;。…会話がいろいろとはずんでるなぁ

  1. そろそろこのへんにしておこう
  2. いや、もうすこしねばろう

やはりここは、2…っといけないいけない。はまるところだったよ。これは罠だな。やはり1にしておこ…

「だれっ、そこにいるのは!!!」

げげん、しまったぁ、みつかってしまったか?

「そっちににげたわ!!」

「わたしたちの風呂を除くとはいい根性だわ、まて〜」

あれ? 別にいたのか (汗)、あ、そうか…

(「耕一さん! そんなことをするなんて、見損ないました!!!」「耕一、覚悟はいいね…」どかばきげしごりぐしゃ…)

ああ…合掌…

ふう。

「みつからなくてよかったね」

いや、まったく。

「もしみつかったらただではすまないもんねぇ」

そうそう、なんせ鬼だもんね……をや?

「くすくすくす」

どわわわっ

「いけない、いけない、おどろかせちゃったよ」

「る、るるる、瑠璃子さん。い、いつからそこに」

「ついさっきからだよ」

ちりっ

瑠璃子さんの瞳。月夜の湖のような瞳…って。ちょっと目がすわってるよぉ。

「だめだよ、ごうちゃん。電波がもれてるからすぐわかっちゃうよ。くすくす」

「いや、あの」

ちりちりちり

「千鶴さーーーん、こっちにもいるよーーーー」

がーん

・・・

……ううっ、ひどい目にあった…いてて、身体中打撲でいたい。僕は加減してくれたけど、耕一さんはすぐなおるからって…。楓ちゃんや初音ちゃんの視線もいたかったし…ふぅ、温泉でいやそう…

真夜中の温泉。だれもいない。丸い、丸い月がたかくのぼっている。あーあ、瑠璃子さんなにしてるかなぁ。ちぇーせっかくいっしょに…ちりちりっ…あれ? あ、瑠璃子さん!

「ねえ、いっしょに入ってもいいかなぁ」

「え、あ、あの、も、もちろん!」

「くすくす。ごうちゃんってHだよねぇ」

「う、あの、ごめんなさい (_o_)」

「でもね、私だけになら…」

「瑠璃子さん…」

二人の視線がからみあう。以下しばらく自主規制

と、人の気配、げ、やば、あ゛初音ちゃん…

「そ、そ、そ、そういうことは、お部屋でやったほうがいいとおもうのーーーーー」

…真っ赤になって脱兎のごとく消えてしまった…うむ小学生^H^H^H高校一年生には刺激がつよすぎたか…(ぉ

……休日はおわった。千鶴さんたちにみおくられて、帰りのバスに乗る。美味しいものもたくさんたべたし。温泉もつかったし。瑠璃子さんと(以下略)。良い温泉旅行だったな。

「ねぇ、ごうちゃん」

「ん? どうしたの」

「またこようね。くすくす」

(完)